事故後に当事者同士で示談の話は絶対にしてはいけません

今から20年程前の事。当時20歳の私は夜勤明けでクタクタになった上、眠気との戦いの中、帰路に着くべく、車を運転していました。

自宅近くの交差点で赤信号待ちのため減速したはずが、疲れ、眠気のせいか、既に交差点に進入していた事に気がつき、急ブレーキをかけた時には既に右方向から走ってきた原付バイクと衝突しました。

原付の運転手はまだ10代くらいの若い男性。

慌てて車を降り、倒れている原付の所へ行くなり、その男性は即座に起き上がり、私の胸ぐらに掴みかかってきました。突然の事で私も交差点の真ん中で、取っ組み合いになりました。

時間が経ち、少しお互いが落ち着き話し合った結果、過失は五分五分という事で連絡先を交換し、その場を離れ家に帰りました。

実は原付バイクの男性は飲酒運転だったのです。それに恐れて、何も無かったことにしようとしたのでしょう。

あいにく、車同士は衝突したものの、相手のブレーキが早かったのか私の運転席側のドアが少しへこんだ程度(傷はかなりついていましたが)。相手の原付は片方のミラーが破損していました。

正直、警察沙汰にもならず、保険も使わず大きな事にならずに済んで良かったと安心していた1週間後、

「もしもし、私は〇〇の父親だ。お前が起こした事故で息子の治療費とバイクの修理代を払え」と怒鳴る一本の電話がかかって来ました。

次の日、相手が指定して来た喫茶店に入ると、親子で一番奥のテーブルにいます。

私が席に着くなり、「50万払えば示談にしてやる」との父親の一声。かなり大きな声。周りにはお客さんもいるし、恥ずかしい。っていうか、

お前、飲酒運転だろ?どこ怪我してんの?父親ばかり喋ってるけど当事者のお前は黙ったままかよ?

流石に相手の話や要求が全く理解出来ない状況なので、その時の事故状況を全て話しましたが、全く納得出来ない様子でまだ大声で示談金がどうの、病院代がどうのと叫んでいます。

最初は冷静に相手の話を聞いていましたが、流石の理不尽さに、僕もだんだん腹が立ってきて、

「このままではらちがあかないので、僕の知り合いに弁護士がいるから今から呼んで、間に入って話しましょう」

知り合いの弁護士に来てもらい、あっさり話はまとまりました。

借りて来た猫ってこういう状況を言うんだと痛感するくらい、弁護士が来た時には2人とも猫みたいになってました。

結果は僕の不注意という事で、全て込みで10万円で示談。良かったのかどうかは分かりませんが、後でこんなめんどくさい事になりかねないので、事故を起こしたら、冷静に、保険屋と警察にすぐに連絡するべきって事を勉強させてもらった『初事故』でした。

皆さんも気をつけて運転して下さい。また、事故の時には冷静に大人の対応を。

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